Mスポーツ勢はデイ2のオープニングをワン・スリーで開始する好スタートを切り、午前中のループをともにトップと10秒以内の好位置につけていた。しかし、総合3番手でSS5に臨んだブリーンが、2002年にコリン・マクレーがそうなったように27.2km地点の右コーナーでコースから外れデイリタイアに。また、グリーンスミスも午後のループではペースが上げることができず表彰台が遠のいてしまった。
前戦ギリシャのウイナーであるヌービルは午前中に2度のスピンがあり順位を落とした。だが、午後は足回りのセッティングを変更したことでペースに改善がみられ、グリーンスミスとのギャップを大きく縮めている。
総合7番手はヒョンデの3台目をドライブするオリバー・ソルベルグ(ヒョンデi20 Nラリー1)で、トップとのタイム差は1分28秒3。ここから13.7秒遅れて勝田が8番手につけている。9番手はWRC2リーダーの“地元のスター”ヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2)。プラダの御曹司ことロレンツォ・ベルテッリ(フォード・プーマ・ラリー1)がトップ10リザルトを完成させた。
暦が10月に変わる土曜日のラリーはオークランドの北側に場所を移し、3つのステージを日中のサービスを挟んで各2回走行する。デイ3に行われるSS8~13の合計距離は88.28kmだ。







