「ベルギーのラリーファンは、イプルー・ラリーでティエリーの走る姿を見たいと望んでいる。i20 R5はその参戦を実現するのに最適なものになるだろう」
「人々が想像する以上に、我々とイプルーにとってティエリーを連れてくることは非常に重要なんだ。彼は現時点でベルギーのトップドライバーなんだからね」

ヒュンダイは、昨年の同イベントでコースクリアのマーシャルカーとしてi20 R5をラウンチ。ケビン・アブリングとセブ・マーシャルにステアリングを託した。その後、i20 R5はWRCツール・ド・コルスとラリーGBにもテスト参戦を果たし、現在もアップデートを中心に開発作業が続けられているという。
「2017年のイベントにティエリーのドライブで(i20 R5が)参戦すれば、この新しいマシンの実力を示す良い機会にもなるだろう」と、ペナス。

ヌービル自身は、2011年にIRCインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジの1戦に組み込まれていた同イベントに、プジョー207S2000でエントリー。しかし、1月19~22日に行われたラリー・モンテカルロと同様、サスペンション破損でリタイアに終わっている。