対するタナクは、「新しいことをする時期が来た」と2022年シーズン前に交わした複数契約を破棄し、早期離脱する理由を説明した。
「これは個人的な決断であり、慎重に検討し、チームを尊重した上での決断だ。しかし、僕は自分のキャリアの中で、新たなチャレンジに踏み出すべき段階にきていると感じている」
「過去3シーズン、僕たちは良いパートナーシップを築いてきたし、ともに達成したことを誇りに思っている」
「僕たちは困難な時期を乗り越えるために一緒に努力してきた。そして、今年僕たちが示したように、それは正しい方向に進んでいる」
「今シーズンの後半は、物事がうまくいったときに達成できるパフォーマンスレベルを示すことができたが、僕にとっては新しいことをする時期が来たんだ。チームの理解に感謝している。また、彼らの健闘を祈っている」
既報のとおり、ヒョンデ・モータースポーツは今シーズン、ダニ・ソルドと3台目のヒョンデi20 Nラリー1をシェアしたオリバー・ソルベルグと2023年シーズンの契約を結ばないことを発表済み。これに加えてタナクの離脱が決まったことで、来シーズンに向けて大幅なラインアップ入れ替えがあると考えられる。

