トップと0.6秒差の総合5番手につけたロバンペラは、「かなり面白いラリーになりそうだ。我々にとって非常に重要なラリーですし、誰にとってもエキサイティングで新しいラリーですので、今日走ることができたのは良かった」とコメント。
「最初のステージは暗闇の中で行われ、起伏があって丘状になっているところや、かなり難易度の高い区間があり、非常にトリッキーだった。シェイクダウンもこのSS1も他とは大きく異なるが、事前に日本でテストをすることができなかったので、今朝のシェイクダウンは新しいセットアップやラリーに有効なアイテムを試す非常に重要な機会になった。ステージの路面はかなり滑りやすいため、他のラリーとは異なるアプローチが必要かもしれない」
総合6番手で初日を終えたエバンスは、「とても難しいスタートになった」とラリー初日を振り返った。
「今晩の最初のステージは、とても難しいスタートになった。シェイクダウンですでに走っていた道だったが、SS1は逆走だったので、同じコーナリングラインで走ることはできなかった」
「シェイクダウンは日本で初めて走るチャンスだったので、朝からいろいろなことを試し、最終的にいいフィーリングを掴むことができた。ラリージャパンのようなヨーロッパから遠く離れたイベントでは、そのラリーを代表するコンディションの道でテストをすることが難しいため、推測してセットアップを行い、週末にそれを進化させていかなければならない」
チームを率いるヤリ-マティ・ラトバラ代表は2010年以来、12年ぶりの開催が実現した今回のラリージャパンについて、次のように語っている。
「ラリージャパンが開幕し、とてもうれしく思う。日本に到着してから素晴らしい歓迎を受け、多くの熱心なラリーファンがこのイベントを楽しみにしてくれていることを感じている」
「今回のラリージャパンは、道幅の狭いステージが続く、非常にチャレンジングな一戦になりそうだ。今晩のステージでは、我々の全ドライバーが良いパフォーマンスを示し、タイム差もあまりつかなかった。セブ(セバスチャン・オジエ)はシェイクダウンの時点ですでに自信を持っていたが、最初のステージでも速さを示してくれた」
「今日はいいスタートを切ることができたし、ドライバーにとっても週末に向けて自信を深める機会になった。事前のテストが禁じられている状況で何キロか走れたのは良かったですし、今回のラリーでもっともハードなステージが続くと思われる明日のデイ2に、リラックスして臨むことができるはずだ」

