一方、初年度はJBXEでミカエラ-アーリン・コチュリンスキーと組みランキング3位を獲得したケビンは、引き続き今季開幕からJBXEのシートに座ると、開幕戦を除いて同郷の新鋭ヘッダ・ホサスとのペアで表彰台を獲得するなど、ここまで好調を維持してきた。
「ウルグアイから始まる長期契約により、こうしてヴェローチェ・レーシングに加入できることをうれしく思う。若く、野心的かつモダンなやり方で、他のどのチームとも違うスタイルを持つ組織に加わるのは本当にエキサイティングだ。僕とモリーがそうであるように、チームは高い野心を持っている」と続けたケビン。
「彼女とは(JBXEで)開幕のサウジアラビアを一緒に戦ったが、素晴らしい時間を過ごせたんだ。僕らはペアとしてうまく機能しており、チーム全体でパートナーシップを構築することを楽しみにしているよ」
一方、ランキング4位につけるCGRから、サラ・プライスの新パートナーとしてシリーズデビューが決まった“RJ”は、まだ29歳ながらオフロードのキャリアを通じて150回以上の表彰台を獲得する実力者でもある。
「セカンドシーズンの最終戦で、こうしてCGRの『No.99 GMCハマーEV』をドライブする機会を得られたなんて光栄だ。初年度からシリーズは欠かさずチェックしてきたが、こんな世界最高峰のドライバーたちと競えるなんてワクワクするね」と意気込みを語ったアンダーソン。
そして初年度開幕戦から不動のペアを組むジェネシス・アンドレッティ・ユナイテッド・エクストリームEのティミーとケイティは、この段階で複数年契約の延長をアナウンスし、チームの安定性を象徴するかのように、引き続き同ペアで“シーズン3”を戦うこととなった。
「私たちの周囲には、レースだけでなく環境の保護とサポートに関して、シリーズの焦点である最高の結果を目指して努力する素晴らしい人々がいる。その意味でも、チームとの時間を継続することを楽しみにしているわ」と、初年度のアークティックX Prixでは勝利も飾っているマニングス。
このオフロード選手権でも存在感を見せる会長兼CEOであるマイケル・アンドレッティも、このペアリングに絶大な信頼を寄せている。
「エクストリームEの理念と活動は、我々のサステナビリティ・ミッションに大きく貢献している。ケイティとティミーはシリーズでもトップ級のコンビネーションであり、シーズン3以降もチームを率いてくれることに興奮している。シリーズを通じて持続可能性の旅を発展させ続け、彼らの経験値がフィールドの最前線を目指す原動力になるだろうね」


