「今回はラリーアートの名の下でモータースポーツシーンに復帰する初めてのイベントで、私たち三菱自動車にとっても非常に大事なラリーでした」と増岡総監督。
「上位で完走できれば上出来と思っていましたが、総合優勝することができて大変うれしく思います。エンジニアとメカニックが『トライトン』を毎日完璧な状態でコースに送り出し、ドライバーとコドライバーがコース上で『トライトン』のパフォーマンスを最大限に引き出してくれました」
「今回の勝利はチームワークと三菱自動車が長年培ってきたノウハウによる賜物です。チーム三菱ラリーアートは来年の参戦も視野に入れ、しっかりとチーム体制、そしてラリーカーを準備していきたいと思います」
「今回応援してくださったファンのみなさま、多大なるご支援を頂きました協賛各社様、本当にありがとうございました」
11月21日(月)から26日(日)までの6日間にわたって『ミツビシ・トライトン』をドライブしてきた、チーム三菱ラリーアートの両ドライバーのコメントは以下のとおりだ。
●チャヤポン・ヨーター(#105 ミツビシ・トライトン/総合優勝)
「6日間にわたりとても厳しい戦いになったが、チャンピオンになることができて本当にうれしい。エンジン排気量が大きなライバルもいる中で勝ち抜くために、ミスを徹底的に減らし、慎重にひとつひとつのコーナー、そしてステージをクリアすることに集中してきた」
「今回のラリーで好成績を出せたのは、『トライトン』の素晴らしいハンドリング性能があったからだと思っている。ターマック、グラベル、マッドとあらゆる路面コンディションでもとてもコントロールがしやすく、思い通りのラインで走ることができた」
●リファット・サンガー(#118 ミツビシ・トライトン/総合5位)
「今回は初めてのクロスカントリーラリー挑戦でとても楽しかったし、全ステージを無事に終えることができて本当に満足している。今回の参戦を通して自分のスキル、そしてラリーカーともに、鍛えるべき課題もしっかり見つけることができたよ」
「そして、改めて感じたのは『トライトン』は本当にタフで頑丈、心から信頼できるクルマだっていうことだ。市販車に近い状態でここまで戦い抜けたことは素晴らしいことだと思っている」


