そのマクラーレン所属ドライバーとして、表彰台を獲得した最初の女性となったギルモアも「2022年はマクラーレンとともに信じられないほど素晴らしい経験を積む最初のシーズンを過ごせた」と振り返る。
「チームとして本当に成長したし、何よりウルグアイで表彰台を獲得できたのがうれしかった! 2023年もマクラーレンに留まることができて興奮しているし、気候変動の悪影響について視聴者とともに学びながら、いくつかの新しいレースに参加するのが待ち切れないわね」
そのチーム代表であり、マクラーレンのエレクトリック・レーシング部門のマネージングディレクター職も兼務するイアン・ジェームスは、来季3月11~12日にサウジアラビアで開幕を迎えるシーズン3に向け「初年度に築き上げた基盤を活用したいと考えている」と意気込む。
「エマとタナーを、引き続き来季のドライバーペアとして発表できることは素晴らしいことだ。彼らはチームのデビューシーズンに際し、ペース、献身、意欲のすべてを示し、期間中のチームの学習と開発におけるふたつの大きな原動力であり続けたんだからね」と語ったジェームス。
「チームとして上向きの軌道を維持することを目指しているため、エマとタナーがチームに残ることは非常に貴重な決定だよ」
同じく、グループCEOを務めるザク・ブラウンも、ペアリング継続を歓迎するコメントを残している。
「エマとタナーが、2023年もマクラーレンに残ることをうれしく思う。このペアはトラックの内外で強力なチームメイトであることを証明しており、最終戦では雪辱を果たす2位を獲得した。我々としてもエクストリームEで最初のシーズンを終え、2023年にチームがどのように発展していくのか、本当に楽しみだ」
