その創設者兼チーム代表でもあるコックスは、将来に向けたモータースポーツの革新にも大きな関心を持っており、最終的な選択肢として「エクストリームEへの挑戦を決意した」と明かす。
「私は違いを生み出すためにここにいる。四輪で非常にダイナミックな何かに参加する機会を持つことは、夢が叶ったようなものだね。レースは音楽と同じように私の血のなかにあり、自分の情熱とエネルギーをこのシリーズに注ぎ込み、何か特別なものを作りたいと思っているんだ」と語るコックス代表。
「電動化されたシリーズに参加することは、私にとっても初めてのことだが、すぐに学ぶことができるはず。ここまで苦労して得たノウハウと経験を、このエクストリームEに取り入れたいと考えている。我々、カール・コックス・モータースポーツはすべてのライバルに挑戦するためにここにいる。私たちはまっすぐにジャンプし、栄誉を勝ち獲るために参加しているんだからね!」
そのコックス代表のマネージャーを務め、自身はワールド・フェイマス・グループのCEO兼ブランドマネージャーでもあるアロン・シュルマンが、新生カール・コックス・モータースポーツ・エクストリームEのチームダイレクターに就任する。
「レーシングの側面では、このカール・コックス・モータースポーツ・エクストリームEが初日から競争力を発揮し、チームを向上させ、シリーズに違いをもたらすことができるさまざまな戦略計画を立てている。またホスト地域の環境プロジェクトも積極的に支援したい。私の役割は、チームがレースの週末だけに集中するのではなく、365日のオペレーションであることを認識し、提示された機会を最大化することなんだ」と続けたシュルマン。
「もちろん、すべてを支えているのはチームのボスであるカール・コックスだ。彼は並外れた人間であり、袖をまくり上げて完全なる実践を果たし、トラックの内外でつねに期待以上のことを提供できるように努力する。そのスピリットをチームとしても表現するつもりだよ」
