更新日: 2023.02.16 15:06
元DTM王者ゲイリー・パフェット、ネオム・マクラーレンのスポーティングディレクターも兼任/エクストリームE
そのジェームスは、パフェットの存在と仕事ぶりにより「フォーミュラとオフロードのオペレーション間で相乗効果を引き出してさらに活用し、ネオム・マクラーレン・エレクトリック・レーシングの名の下に結集したい」と考えている。
「エクストリームEのシーズン3では、チームが最初の年度を通じて実現してきた素晴らしい仕事を活用し、強固な基盤を構築したいと思っている」
その言葉どおり、昨季2022年の“シーズン2”から新規参入を果たしたネオム・マクラーレン・エクストリームEは、ウルグアイでのシーズン最終戦で2位表彰台という最高のリザルトを獲得。その前戦となったチリでは、トップチェッカーで初優勝の歓喜に沸きながら、トラックマーカーへの接触ペナルティで悲運を味わっていただけに、来たる“シーズン3”に向けリベンジの意を新たにするフィナーレとなった。
「この独創的シリーズでもスポーティングディレクターを務められることは素晴らしい決定であり、エマ(・ギルモア)やタナー(・ファウスト)を含むチーム内の緊密な人々のグループと一緒に仕事ができることに本当に興奮している。彼らは昨シーズン、本当に大きな進歩と力強いパフォーマンスをみせたからね」と、まずは挨拶がわりの意気込みを語った41歳のパフェット。
「マクラーレン・レーシングは2022年からエクストリームEに参加し、チームはこれまでのところ成功を収めている。シーズン終盤に向けていくつかの素晴らしい結果を出し、ウルグアイの最終戦では表彰台を獲得した」
「チームの目標は、その進歩を続けてフィールドの前方に移動することだ。本当に素晴らしいチームとドライバーが参加する非常に競争の激しいチャンピオンシップだから、とてもタフな競争になるだろう。それでも、3月のサウジアラビアは“ネオム”でシーズンが始まるのを楽しみにしている」
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