ラトバラに続く、総合3番手にはSS7終了時点までクリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)がつけていたものの、「最悪なドライビングだった」と振り返る最終SS8で失速。オット・タナク(フォード・フィエスタWRC)にポジションを奪われている。ラトバラとタナクの差は21.6秒だ。

総合5番手には先頭出走でコースの”掃除役”を担ったセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)がつけた。オジエは現地11日のデイ3からは先頭走者ではなくなるため、大きくポジションアップする可能性がある。

TOYOTA GAZOO Racingのもう1台、ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は総合9番手で臨んだSS5で木に接触。ステージは完走したもののフィニッシュ後にデイリタイアとなった。なお、マシンの修復は完了しており、明日も競技は続行する。
今大会のWRC2に参戦している新井大輝(フォード・フィエスタR5)と勝田貴元(フォード・フィエスタR5)は、新井が総合17番手/クラス7番手、勝田が総合23番手/クラス9番手となった。
競技3日目となる11日はジャンプの名所”コリンズ・クレスト”を含むステージや2台が同時に走行するスーパーSSを含む7SSが予定されている。