「(コースバリアとして置かれていた)トラック用タイヤにぶつかってしまい、ステアリングが壊れてしまった。これで僕のラリー・スウェーデンは終わってしまったよ」
「モンテカルロと同じ結末を迎えたくはなかった。チームに申し訳なく思うし、自分自身にも失望している」

ヌービルの脱落により、総合首位にはラトバラが浮上。トヨタのWRC復帰2戦目にして総合優勝も狙えるポジションにつけた。


しかし、ラトバラの3.8秒後方にはオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)、16.6秒後方にはセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)が続き、僅差の総合優勝争いを繰り広げている。
総合4番手はSS15を制したダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)、総合5番手にはクレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)が確保。ブリーンのチームメイト、クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)はSS14走行中、雪壁に捕まりタイムロス。総合12番手までポジションを落としている。
トヨタのもう1台、ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は総合23番手だった。
今大会のWRC2クラスに参戦している新井大輝(フォード・フィエスタR5)、勝田貴元(フォード・フィエスタR5)は新井が総合18番手/クラス7番手、勝田が総合21番手/クラス8番手につけている。
現地12日の競技最終日は、SS16〜18の3SSで争われる。