そして、北米発のチームに合流した30歳のRJアンダーソンは、昨季最終戦よりルデュックの代役を務め、晴れて今季レギュラーの座を射止めた。

「昨年、ほんの少しだけ味わったシリーズに留まり、こうしてGMCハマーEVのステアリングを握るのが待ち切れないね。名門CGRのチーム全員と一緒にサウジアラビアに向かい、仕事に取り掛かり、成功を掴むのが楽しみだよ」と、そのキャリアを通じてレイドイベントには150戦以上の参戦経験を誇り、伝統のバハ1000で2度のチャンピオンに輝くアンダーソン。

 その男とタッグを組むネバダ州ラスベガス出身のソーレンセンは、オフロード、ドリフト、カートの経験をもとに、2019年にはフォーミュラ・ドリフト・シリーズに最年少の16歳で参戦。同年にはオフロード・バギーで争われるUTVチャンピオンシップにて、シリーズ最年少ながら2勝と5つの表彰台を獲得した。

「言わずと知れた強豪CGRに加わり、世界の舞台でGMCを代表できることを光栄に思うわ」と述べた弱冠20歳のソーレンセン。

「こうして革新的で持続可能なシリーズに挑戦し、ワールドクラスのドライバーと競う機会は本当にエキサイティングよ」

 そんなチャンピオンシップは、2023年の開幕を前に新しいレース形式を明らかにし、各『X Prix』はダブルヘッダーとされ、週末に連続してラウンドを開催。これによりシリーズは全10戦で争われ、タイトル決定を左右するポイントが倍になる可能性がアナウンスされた。

 また、予選も単純なタイムアタック形式ではなく、トラック上に5台のマシンが入り乱れての走行となる「より不確定でエキサイティングな要素」も追加されている。

ネバダ州ラスベガス出身、弱冠20歳のソーレンセンはフォーミュラ・ドリフト・シリーズに最年少の16歳より参戦した
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2023年より各『X Prix』はダブルヘッダーとされ、週末に連続してラウンドを開催。これによりシリーズは全10戦で争われることに
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Extreme E開幕戦サウジアラビアはNEOMでの『デザートX-Prix』は、3月11〜12日に開催される
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