更新日: 2023.03.27 12:58
2023年WorldRX最終戦はアジアへ。初開催の香港はビクトリア・ハーバー脇でのダブルヘッダー戦に
この世界選手権に参戦するトップドライバーからも、最終戦が香港で開催されるというニュースに熱狂的な反応が上がり、各人とも初開催の市街地戦にはシリーズを「新しいレベル」に引き上げる可能性があることを示唆した。
「香港に行くことができるなんて、とても興奮している。これまでレースをしたことがない場所だし、多くのことを学ぶ新しい経験になるだろう。現場でも、できるだけ多くのファンに会えることを願っている」と、このラウンドで戴冠を決める筆頭候補でもある、シリーズ“5冠王者”のヨハン・クリストファーソン。
同じくその有力候補であるハンセン・ブラザーズも、香港行きに興奮を隠せない様子だ。
「今年の世界選手権の最後の2ラウンドで、香港に行けるなんてとてもワクワクするね! あのウォーターフロントを巡る壮大なレースになるだろうし、これ以上ないほど興奮している。素晴らしいイベントになるだろう」と、兄で2019年チャンピオンのティミー。
また、弟のケビンも「シーズンフィナーレのために香港へ行けるなんて! それは新しい場所にある真新しいトラックであり、スポーツと、それを体験できるすべてのチーム、ドライバー、ファンにとって素晴らしい経験と満足をもたらすはずさ」と歓迎の意を示した。
同じくシリーズ通算7勝を記録し、今季も北欧STCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権の強豪、PWRレーシングを母体とするコンストラクション・イクイップメント・ディーラーチーム(CEディーラーチーム)から参戦するニクラス・グロンホルムも、「ラリークロス・コミュニティ全体が、香港に行くことに非常に興奮していると思う」と、その意義を強調した。
「ついにアジア太平洋地域でイベントが開催されるのは、本当に興味深いことだと思っている。それに加えて、これまでで初めての市街地レースになるから、本当にエキサイティングだ。今からその日を迎えるのが待ち切れないね!」