「クロアチア・ラリーはとてもタフなイベントで、2022年は(降雨の影響もあり)非常に難しいコンディションになったし、ドライコンディションであっても路面には多くの土が掻き出されていた。しかし、過去2回は我々にとって良いラリーだったので、今回も良いフィーリングで臨むことができそうだ」とチームボス。
「チャンピオンシップリーダーであるセブ(セバスチャン・オジエ)は1番手という有利な出走順であることに加えて、彼のターマックラリーでの強さを我々は知っている」
「カッレ(・ロバンペラ)は昨年のクロアチアで最高のパフォーマンスを発揮し、難しいコンディションでいい走りをした。また、エルフィン(・エバンス)はグリップレベルが大きく変化するような路面でも素晴らしい走りをすることができる」
■テスト中の事故で亡くなったクレイグ・ブリーンを追悼
TOYOTA GAZOO Racingは、『クロアチア・ラリー』に向けたプレイベントテストでのアクシデントにより今月13日(木)に帰らぬ人となったクレイグ・ブリーン(ヒョンデ・シェル・モビスWRT)に哀悼の意を表し、TGR WRTの豊田章男会長と佐藤恒治トヨタ自動車社長の連名で追悼文を発表した。
また、ラトバラ代表も33歳でこの世を去った仲間の死を悼むメッセージを綴っている。
・豊田章男(TGR WRT会長)/佐藤恒治(トヨタ自動車株式会社 社長)
この度は、ヒョンデワークスチーム、クレイグ・ブリーン選手の突然の訃報に際し、TOYOTA GAZOO Racingを代表して同選手にご冥福をお祈り申し上げ、衷心より哀悼の意を表します。またブリーン選手のご家族、ご友人、ヒョンデ・モータースポーツの皆さまに心からお悔やみ申し上げます。
・ヤリ-マティ・ラトバラ(チーム代表)
他のすべてのWRC関係者同様、クレイグの突然の訃報にとても悲しんでいます。彼はトップドライバーであると同時に、ラリーがとても好きで、古いラリーカーやラリーの歴史について情熱を共有していた仲間です。ラリーの準備中ではありますが、私たちの想いはクレイグのご家族、友人、同僚とともにあります。
