●勝田範彦(トヨタGRヤリス・ラリー2/JN1クラス2位)
「前戦の唐津から今大会までの間に、GRヤリス・ラリー2をテストする機会を作ってもらいました。広場での走行で、クルマの限界に対する理解を深めることができたと思います。これまでの2戦では、限界を探りながら走る部分があったのですが、今回はそれが少しずつ減って、しっかりアクセルを踏めている実感があり、2位を獲得できました」
「フィンランドから来日しているエンジニアのサポートも非常に大きいです。クルマに乗って感じたことをフィードバックして、エンジニアからの回答が返ってくる。そのサイクルを繰り返すことが、今回はよりしっかりと行えたと思っています」
●眞貝知志(トヨタGRヤリスGR4ラリーDAT/リタイア)
「最終日、SS6の後半で車両にトラブルが発生したことで、ラリーの続行を断念せざるを得ませんでした。しかし濡れた路面におけるDATの制御や足まわりのセットアップには大きな手応えを感じ、上位陣に近いタイムも出せていました」
「第2戦新城から比較すると、DATの熱対策や制御、フィーリングの向上も含め『別モノ』と言えるほど気持ち良く運転できています。次戦のラリー丹後までに約1カ月のインターバルがありますし、今回のラリーで得られた新たな課題に対策を施し、前向きな気持ちで臨みたいと考えています」
