勝田は、オープニングのSS2で4番手タイムを記録した後、直後のSS3でベストタイムを記録し総合3番手に順位を上げた。しかし、続くSS4では左コーナーを曲がりきれずにコースオフ。あわや崖下に落下するところをこらえたが、このアクシデントによって20秒程度を失い、総合5番手に後退した。午後はSS6で3番手タイムを刻むなどふたたび速さを見せ、ロバンペラと1.3秒差の総合5番手でデイ2を走破している。
「今日は前半、後半の二部構成の試合のようだった」と競技2日目を振り返ったヤリ-マティ・ラトバラTGR-WRT代表。
「午前中はチームとして非常に強く、予想以上の強さを発揮した。しかし、午後はライバルが巻き返して強さを示した。それでも、金曜日が終わった時点でこのような状況にあることにとても満足している」
「セブ(セバスチャン・オジエ)のおかげで、首位とわずか0.1秒差と、優勝争いに向けて非常に良いポジションにつけている。また、カッレ(・ロバンペラ)は出走順が1番手で路面をクリーニングしなければならなかったが、終盤の滑りやすいコンディションでは今回もまた別格の速さを発揮し、表彰台を狙える位置につけている」
「エルフィン(・エバンス)もいい仕事をしていたが、運悪く最後にパンクを喫し少しタイムを失ってしまった。また、貴元がステージでベストタイムを記録し、総合5位につけているのは素晴らしいことだ」

