●勝田範彦(GRヤリスJP4ラリー2/リタイア)
「トラブルによるリタイアという残念な結果となりましたが、さまざまな知見を持ち帰ることができました。また、チームにとっては初めての作業という、貴重な経験にもなっています」
「将来、このクルマが多くのユーザーによって使われることを考えると、私たちの使命は開発途上においてトラブルを洗い出すことです。もちろんひとりの選手としては結果に繋げられなかった悔しさもありますが、チーム全体のことを考えればポジティブな点もあったラリーと考えています。GRヤリスの開発を振り返ってもそうでしたが、さまざまなトラブルを解決して良い結果を目指していきたいです」
●眞貝知志(GRヤリスGR4ラリーDAT/JN1クラス5位)
「今回のラリー丹後をひとつのターゲットに、これまでDATや足まわりを仕上げてきましたが、1日目はドライ、2日目はドライからウエットに変化する難しいラリーとなりました」
「1日目は非常に気持ちよく走ることができたのですが、今ひとつタイムに反映されないという状況でした。このドライ路面でのペース不足についてはしっかりと分析し、両者を確実に結びつける必要があると考えています」
「最終日はウエット路面を契機に3位表彰台を射程に捉え、なんとか濡れた路面が残ってほしいとの思いから午後もウエットタイヤを継続使用したのですが、路面はドライに回復してしまっており、結果的にはミスチョイスとなってしまいました」
「次戦のラリーカムイではDATで走る初のグラベルラリーです。熱の問題、変速や制御など、どのような課題が出てくるのか、新たな挑戦を楽しみにしています」
