「今週末は色々なことが起こりましたが、チームが毎回、本当に素晴らしい仕事でクルマを直してくれたお陰で完走することができました。自分自身のリザルトは望んでいたほど良くなかったですが、チームにとっては素晴らしい結果になりました」と勝田は感謝を表しながらも悔しさを滲ませ、次のように続けた。
「エンジニア、メカニック、デザイナーなどみんなが素晴らしい仕事をしてくれたお陰で、クルマは今回もケニアで強さを発揮しました。クルマのフィーリングは非常に良かったですし、表彰台を目指してプッシュできると感じていました」
「全体的にとてもタフな週末でしたが、フィニッシュまで辿り着くことができましたし、それがこのラリーではもっとも重要なことです」
勝田の次戦は7月20日(木)から23日(日)にかけて、エストニアのタルトゥを中心に行われるWRC第8戦『ラリー・エストニア』だ。Mスポーツ・フォードWRTに所属するライバル、オット・タナク(フォード・プーマ・ラリー1)の母国で開催されるこのグラベルラリーは、全体的に高速でありながらツイスティでテクニカルなセクションもあり、路面が軟らかいため再走ステージでは轍が深くなるなど、幅広い対応力が求められる一戦となる。
