更新日: 2023.07.19 02:51
勝田貴元、エストニアで今季3度目のワークス出場「高速ステージは大好きです」/2023年WRC第8戦 事前コメント
Translation:AKARAG
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・エストニアは、間違いなく自分のお気に入りのイベントのひとつだ。エストニアでは多くの時間を過ごしてきたし、ハイスピードで流れるようなコーナーが続く道は自分のドライビングスタイルにとても合っているんだ」
「このラリーにはいい思い出があるし、いつも楽しんでいる。あまり経験のなかった2020年大会でさえ、表彰台を争うことができたし、2021年はWRC初優勝を獲得した特別な大会になった。昨年は天候が自分たちに味方したけれど、今年も金曜日はステージの出走順がトップなので、雨に恵まれることを願っているよ」
「他のラリーと同じように、今回もまた優勝したいと思っているし、このラリーは以前から得意としてきたので、とくにその思いが強くあるんだ」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「エストニアからステージの特徴が完全に変わり、それに伴いドライバーのメンタル面も変化する。ラフで比較的低速なグラベルでの戦いが終り、路面がスムースで非常にハイスピードなグラベル戦が始まるが、次の2戦はいずれも自信を持つことと、覚悟を決めて全開で走ることが重要になる」
「ドライバーとしては自分のペースノートを信頼し、クルマにいいフィーリングを感じることが何よりも重要なので、先週のプレイベントテストでは、すべての要素を正しい方向に持っていくべく懸命に取り組んだ」
「このようなラリーでいいパフォーマンスを発揮するためには、ドライビングを楽しむことが非常に重要だ。ラリー開始直後からいいフィーリングで走れることを願っているよ」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「エストニアとフィンランドにあるような、ハイスピードなステージは大好きです。大きなチャレンジになると思いますが、非常に楽しみです」
「エストニアのステージは全体的にとても高速ですが、道幅が狭くてツイスティなセクションもあります。また、路面がかなり柔らかい所もあるので、ステージを2回目に走行する時は深い轍ができて、さらに難しくなることもあります。ですので、ドライバーは全力でアタックするだけでなく、轍をうまく切り抜ける能力も求められます」
「自分としてはベストを尽くして戦い、高いパフォーマンスを発揮してチームにいい結果をもたらしたいと思っています」
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