2番手ヌービル「速さはある。だが、何かが欠けている」/2023年WRCエストニア デイ3後コメント
Translation:AKARAG
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合首位
「素晴らしい一日だったよ。一日のすべてのステージを制することなど、そうそうあることではない。今朝は良いスタート順位を活かし、ハードにプッシュして、できるだけタイム差を広げるという明確なプランがあった。比較的簡単にスピードを上げることができたし、クリーンな走りでタイムをかなり稼ぐことができたよ」
「午後は、ステージをとても楽しむことができたし、すべてが順調に進んだ。クルマのフィーリングも素晴らしかったよ。とはいえ、明日はまだトリッキーな一日で、非常にテクニカルな新ステージもあるから、気を抜くことなくいい走りを続け、パワーステージでは最後のプッシュをしようと考えている」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合4番手
「エサペッカとのバトルはかなりの接戦だった。一日を通して差が縮まったり離れたりとフェアな戦いが続き、僕も彼もそれを楽しんでいた。今朝のバトルはとくに激しく、最初の2、3ステージでは僕が少し差を縮めましたが、その後彼は同じだけタイムを取り戻したんだ」
「そして、終盤になるにつれて彼との差は拡がっていき、思っていた以上に差が開いてしまった。午後の長いステージは僕たちにはあまり合っていなかったようで、そこで少しタイムを失ってしまった」
「それでもまだ、差はあまり大きくない(7.3秒)だし、明日は持てる力をすべて出し切って走り、最後の勝負を挑むつもりだ」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合7番手
「昨晩、チームと一緒にクルマのセッティングを少し変更し、それがうまくいったことで昨日よりもフィーリングがかなり良くなりました。出走順の関係で路面のグリップの低さに少し苦労しましたが、そうなることはあらかじめ分かっていたことですし、午前中に関してはそれ以外は順調でした」
「午後は自分のドライビングをさらに改善しようと考えていたのですが、いろいろなことが起きてしまいました。クルマやインカムにいくつか問題が発生し、何が起こっているのかを把握するのが少し難しい状況でしたが、すべてのステージを何とか無事に走り切ることができましたし、それこそがもっとも重要なことです」