「これらRX2eのふたつのイベントに参加できることは本当に楽しみで素晴らしい機会だし、これを可能にしてくれた(支援企業の)E.ONとヴェローチェ・レーシングにも深く感謝しているわ」と続けた35歳のテイラー。
「ラリー出身だし、サイ・バイ・サイドのレースは私にとってエクストリームE以外では馴染みのないこと。これは私にとってこの種のレース経験を増やす最適な方法であり、それがエクストリームEにも必ず反映されると確信している」
「それに#YellowSquadと一緒に活動していると、自分の周りには適切な人材がいることがわかる。できるだけ早く学び、成長して、この挑戦をモノにすることを楽しみにしているし、始めるのが待ち切れない気分ね」
そのテイラーは、昨季シリーズランキング2位を獲得したアイザック・シェクヴィストとともに、完全BEVで270kW(約367PS)を発生する4輪駆動RX2e車両のステアリングを握る予定で、ベルギーに旅立つ直前には他の女性ゲスト同様にスペインのカラファトにて、このRX2eで使用されるワンメイク車両『ZEROID X1』に習熟するテスト機会が計画されている。
「モリー(・テイラー)はラリーや電動レイドでその資格を何度も証明してきた才能あるドライバーだ。彼女が別の分野に移行するとき、一緒に仕事をするのは非常に興味深い体験になるだろう」と語るのは、この#YellowSquadでチームマネージャーを務めるエリック・フェレン。
「ベルギーとドイツのトラックはどちらも特徴が大きく異なるため、ご存知のとおり非常に競争の激しい分野であるラリークロスとRX2eでの彼女の学習に役立つことは間違いないだろう」
「どちらのコースも走行経験が豊富なRX2eドライバーはほとんどいないので、それが我々にも有利に作用することを期待している。我々はモリーができるだけ早くスピードに乗れるよう、一生懸命に努力するつもりだ」


