ラリー・スウェーデンでトヨタに初優勝をもたらしたラトバラは「最初の走行では、マシンのセッティングに満足できなかった」とコメント。
「走行後、エンジンマッピングを変更し、ダンパーの減衰力を調整したところ2回目の走行ではフィーリングがかなり良くなった。3回目には本当に満足できるセッティングに仕上げることができたよ」
「これで明日からの競技に自信を持って臨むことができる。しかし、ラリー・メキシコは気温が高く、タフなイベントだから心して挑むつもりだ」

ここまでの2戦で厳しい戦いを強いられているハンニネンは、「全体的にとても良いフィーリングで走り終えることができた」とシェイクダウンを総括した。
「マシンに問題が発生しなかったため、エンジンのマッピング作業に集中し、良いセッティングを見つけることができたと思う」
「明日の(現地)木曜日はSS1が行われるメキシコシティに向かうけど、メキシコはとても熱狂的で素晴らしいファンが多いから、今からとても楽しみだよ」
現地9日の競技初日は、ラリーの中心地となるレオンから約400km離れたメキシコシティで競技がスタートする。
メキシコシティの中心部で、歴史的地区の“ソカロ”で実施されるSS1は、1.57kmの特設コースを2回走行するショートステージ。スタートは現地時間18時すぎ(日本時間9時すぎ)の予定だ。