更新日: 2023.08.08 13:10
TGR WRCチャレンジプログラム2期生、2度目のWRC参戦で快走を見せるも3名全員にアクシデント
●山本雄紀(ルノー・クリオ・ラリー4/RC4クラス3位)
「ラリー・フィンランドに参戦できたことは良い経験になりました。本当に難しいコンディションで、慎重になりすぎたり、ミスもありました。そんな難しいなかでも、いくつかのステージで良いペースを出すことができ、いろいろなことを学ぶことができました」
「デイ3はとても残念でした。イン側の岩に接触してパワーステアリングを失い、ラジエターにもダメージを負ってしまいました。路面は本当にわだちが多く、かなり荒れていて、フィンランドでこのような路面コンディションになるとは思っていませんでしたが、ポーランドやラトビアでの経験が役立ったと思います」
●大竹直生(ルノー・クリオ・ラリー4/RC4クラス4位)
「週末を通じて雨に見舞われたため、トリッキーな路面コンディションで、避けなければならない岩がたくさんありました。簡単なことではありませんでしたが、ラリー・フィンランドへの参戦をとても楽しみました」
「デイ2の朝のフィーリングはとても良かったですが、“ハルットゥラ(SS5)”のステージのひとつのジャンクション(交差点)で、ブレーキングポイントをミスしてしまい、溝に落ちてタイヤがパンクしてしまいました。再出走後の土曜と日曜のフィーリングはとても良く、考え方を変えたらすべてがうまくいきました」
●小暮ひかる(ルノー・クリオ・ラリー4/リタイア)
「レッキを終えたときからペースノートに自信が持てていて、ラリーが始まってからも同様でした。最初のステージから自信を持つことができ、良いスピードが出せました」
「路面はウエットでぬかるんでいて、とても難しいコンディションでした。とてもチャレンジングでしたが、それでも本当に楽しいラリーでした。残念だったのは、SS17の高速セクションで、ラインをミスしてリヤが流れてしまったこと。必要以上に修正舵をあててしてしまい、車両が横転してしまいました」
「僕のミスですが、幸いにもトピ(・ルフティネン)も僕も無事でした。今回、スピードで山本選手に勝てたとは思っていませんが、これまでのイベントに比べれば、ペースはかなり近づいたと思いますし、進歩を感じることができました」