総合2位はオジエが獲得。前日のスピンが響き、ミークを交わすことができなかったものの、3戦連続の表彰台でランキング首位に返り咲いた。
総合3位は開幕2戦で不運が続いたティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)。ラリー・メキシコでは初日からミスファイアに苦しめられたが、ボーナスポイントが与えられるパワーステージのSS19を制するなど、復調の兆しをみせている。

前戦の第2戦スウェーデンで今季初優勝を飾ったヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は、デイ2に先頭走者を務めたほか、エンジンのオーバーヒートに苦しめられ、優勝争いには絡めず。

しかし、デイ3以降は着実にタイムを削り、総合6位。3戦連続でチームにポイントをもたらした。
また、チームメイトのユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は週末を通して体調不良に苦しめられたが、ラトバラと25.9秒差の総合7位でフィニッシュしている。
次戦のWRC第4戦は4月6~9日にフランス・コルシカ島で行われるツール・ド・コルス。今シーズン初のターマック(舗装路)イベントだ。