「ドイツでヨハン(・クリストファーソン)をスポッターとして迎えられたことも本当に光栄だった。エクストリームEで一緒にレースをして以来、私たちはお互いのことをよく知るようになり、その彼が素晴らしい仕事をしてくれた」と続けたロズベルグXレーシング(RXR)所属のコチュリンスキー。

「いつか彼をまたスポッターとして迎えられたら最高だけど、それには彼は少し忙しすぎるかもしれないわね(笑)」

「全体的に今季は本当に楽しかったから、ぜひ続けていきたいと思っている。細かい部分やちょっとしたコツなど、まだまだ学ぶことがたくさんあり、2024年に向けてあらゆる選択肢にオープンでいたい。確かなことは、私はラリークロスに残りたいということね」

 一方、10月7~8日開催で4年ぶりのシリーズ復帰となる南アフリカのキラーニーに向けて、最高峰クラスでハンセン・ワールドラリークロス・チームを運営するケネス・ハンセン代表は「ふたたび世界選手権が再開できることに本当に興奮している」と、ワンメイク車両へのダウングレードを強いられた舞台裏での奮闘に理解を示すとともに「今季の継続は不可能と思われたなか、プロモーター、FIA、チームなど関係者全員が解決策をまとめるのは大変な努力だったはずだ」と称賛の言葉を残した。

「これは大きな成果であり、シーズンを完走することができれば非常に重要な達成で、残るふたつのイベントで全員がRX2e車両を使用することは素晴らしいことだ」と続けたティミー&ケビン、ハンセン兄弟の父でもある14回の欧州ラリークロス・チャンピオン。

「これにより、2024年以降に向けて準備するためのより多くの時間を稼ぐことができ、もちろんその中でチームとしても成長を続けていける。我々もラリークロスをエキサイティングな未来に前進させることに全力を注いでいくつもりだからね」

 同じく、ニクラス・グロンホルムとクララ・アンダーソンを擁して参戦するCEディーラーチーム・バイ・ボルボ・コンストラクション・イクイップメントのユッシ・ピノマキは、チームマネージャーの立場から前戦ドイツで両ドライバーが『ZEROID X1』を経験できたことは「良いことだった」と続ける。

「何よりコースに戻ってふたたびレースができて良かったし、両車を決勝に進出させるという目標を達成できた。すべてのパートナーとゲストの前で素晴らしいショーを見せられたと思っているよ」とピノマキ。

「もちろん、我々としてもRX1e車両で戻ってきたいと思っていたが、ケープタウンと香港では同じく電動モデルのZEROID X1を使って、持続可能なモータースポーツの限界を押し広げ続けることを楽しみにしている」

「2024年に向けてあらゆる選択肢にオープンでいたい。確かなことは、私はラリークロスに残りたいということね」とコチュリンスキー
Hansen World RX Teamのティミー&ケビン兄弟も、すでにRX2e用の『ZEROID X1』を経験済みだ

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