WRC世界ラリー選手権の単独タイヤサプライヤーを務めているピレリは、2025~2027年シーズンのタイヤ供給メーカーを決定する入札に立候補していないことを明らかにした。
イタリアのメーカーは、フランスのミシュランと入れ替わるかたちで2021年シーズンより世界選手権にコミット。以来、シリーズの単独タイヤサプライヤーとして、アスファルト用の『Pゼロ』およびレインタイヤ『チントゥラート』、グラベル(未舗装路)タイヤの『スコーピオン』、スノー/アイス路面で威力を発揮する『ソットゼロ』の各シリーズをラリーイベントごとに供給してきた。