その後、15号車はクラストップと同等以上のラップタイムで周回し、最終的にクラス13位でフィニッシュ。また、修復作業後にコースに戻った14号車も、同18位でチェッカーフラッグを受けている。
これにより、レクサスRC F GT3は、デビュー2戦目でチーム初となる2台揃っての完走を果たすこととなった。
15号車をドライブしたホークスワースは「僕たちのマシンは快調で、ペースの面でも開幕戦デイトナよりも進化していた」と語った。
「始まったばかりのプログラムということもあり、まだこれからという部分もあるが、すでに表彰台を争えるだけの速さを持っていると思う」
「いいマシンを持ちながら結果に繋げることができなかったのは残念だが、RC Fの速さを証明することができたし、僕たちにはまだ多くのレースが残っている」

また、14号車のカラムは「タフな一日だった。複数のトラブルに見舞われたが、これらはレースに付きものだよ」とコメント。
「デイトナでは実質2時間しかレースができなかったが、セブリングはレースの大半を走り、ドライバー全員が多くの経験を積むことができた」
「開幕2戦の耐久レースは新しいチーム、マシンにとっては非常に高いハードルだった。これからの数戦は2時間ほどのスプリントレースに挑むことになる」
「それだけに、これからの数戦で僕たちがどれだけ速くなるのかが楽しみだよ」
WSCC第3戦は4月7~8日、カリフォルニア州ロングビーチの市街地特設コースで、1時間40分のスプリントレースとして行われる。