ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)はデイトナテストでふたつのアプローチを取っている。WECからIMSAに戻る北米シリーズ3度の王者デイン・キャメロンをはじめ、フェリペ・ナッセ、マット・キャンベル、ジョセフ・ニューガーデンの4名がドライブする7号車ポルシェ963はロングランに焦点を当てているのだ。

「昨年の我々のアキレス腱は、アクシデントやマシンの故障など、耐久レースでの信頼性だった」とディウグイド。

「しかし今日は、とくに7号車に焦点を当てている。彼らのマイレージを稼ぐことだけに集中し毎セッション、ロングランをしているんだ」

「11月にもテストが予定されていたのだが、バックストレートの補修のためにキャンセルになった。だから、ここで走行距離を稼ぐことに集中しているんだ」

「セブリングで行った11月初旬のテストでも距離を稼ぎ、基本的にはマシンとパーツを7号車に持ち越した。それはCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)でも続く。我々は3つの(テスト)イベントで耐久走行のマイレージ目標を達成しようとしているんだ」

 マシュー・ジャミネ、ニック・タンディ、ローレンス・ファントール、ケビン・エストーレが乗り込むPPMの6号車は、“レース・パフォーマンス”に重点を置いているとディウグイドは説明した。

「デイトナで速いことはたしかに重要だ。しかし、私たちはそこでレース・パフォーマンスに焦点を当てている」と彼は付け加えた。

 ポルシェ・ペンスキーが来週COTAで行うテストは、ランボルギーニ・アイアン・リンクスが主催するもので、“WECトリム”で行われるが、現在デイトナでテストしているのと同じ7号車が使用される。

 ディウグイドによると、チームは9月のローン・スター・ル・マン(WEC第6戦COTA)の復活に向けた追加テストのため、真夏にオースティンに戻る予定だという。

IMSA公認テストにおいて毎セッション、ロングランを行っていた7号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)
IMSA公認テストにおいて毎セッション、ロングランを行っていた7号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)

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