Sportscar365はアップグレードされた9X8の感触について、さらに詳細を彼に尋ねた。
「そうだね。とても異なる感触のマシンになっているよ。ドライバーの視点から見ると、我々が望む方向により多くのフィードバックが得られるようになった」
「このマシンを設計したのは新しいチームで、今は前進するために必要なデータを集めているんだ。彼らはそれをすべて活用しており、それが主な改善点にもなっている」
「このマシンが他のマシンとどう戦うか楽しみだし、できれば上位でレースをしたいね」
■ドライバーの配置換えは“ちょっと辛い”
ディ・レスタはまた、プジョー・トタルエナジーズが2024年に向け、2台のクルマを操るドライバーラインアップを変更したことについても反応を示した。
2023年シーズンをディ・レスタとともに戦った93号車のクルー、ミケル・イェンセンとジャン-エリック・ベルニュについては、もうひとりのメンバーとしてニコ・ミューラーを迎えることとなった。
「主なことは、僕たち全員がとても良い関係を築けているということだ。僕たちはそれを耐久テストで実感したし、一緒に仕事をしているなかでもそうだ」とディ・レスタ。
「自分とミケル、そして“JEV”(ベルニュの愛称)のコンビネーションはうまくいっていると思っていたし、それが変わってしまうのは少し辛いね。でも、改善していくことには前向きだよ」
「(姉妹車の94号車でロイック・)デュバルと(ストフェル・)バンドーンとの仕事を楽しみにしている。彼らは充分に長い期間、プログラムに参加しているしね」
