投稿日: 2017.03.31 16:52
アストンマーチン、2017年のル・マン24時間耐久レースにセラとスタナウェイを起用
AUTOSPORTweb
Translation: AKARAG
WEC世界耐久選手権/ル・マン24時間耐久レースに参戦するアストンマーチン・レーシング(AMR)が、6月のル・マン24時間にダニエル・セラとリッチー・スタナウェイを起用する見込みだ。
新たにチームに加入し、WECデビューを飾るセラは1980年代に活躍したF1ドライバー、チコ・セラの息子。
彼はダレン・ターナーとジョニー・アダムとともに97号車アストンマーチン・バンテージGTEをドライブするとされる。
一方AMRのレギュラー、スタナウェイは現WEC GTチャンピオンのニッキー・シームとマルコ・ソレンセンと組み、95号車でル・マン24時間に参戦する。
また、ふたりはGTEプロクラスからWEC第1戦シルバーストン、第2戦スパにも参戦。ル・マンへ備えることとなりそうだ。
33歳のセラは昨年初め、タイヤサプライヤーであるダンロップのテストドライバーとして、AMRの開発プログラムに従事している。
「昨年、テストで彼らと仕事をしたが、今回はステップアップし、競争が激しいWECで戦うチャンスを手にできて、本当に素晴らしい」とセラ。
「このチャンスをくれたチームに感謝の気持ちを伝えたいし、ダレンやジョニーと仕事をするのが待ちきれない」
セラにとっては今回のWECが、自身初のスポーツカーレースフル参戦となる。
セラは2007年シーズンにストックカー・ブラジルに活動の場を移し、それ以降、多くのGTシリーズへ定期的に参戦している。
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