投稿日: 2024.03.02 12:25
更新日: 2024.03.02 13:09
更新日: 2024.03.02 13:09
トヨタの新人デ・フリースが大仕事、逆境のなか予選2番手確保。8号車はタイヤに異変/第1戦カタール
autosport web
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)が参戦しているWEC世界耐久選手権は3月1日、中東カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで、2024年シーズン開幕戦『カタール1812km』の公式予選が行われた。2日(土)に実施される決勝レースのスターティンググリッドを決定する同セッションでは、“ルーキー”のニック・デ・フリース駆る7号車トヨタGR010ハイブリッドがフロントロウ2番手を確保した一方、姉妹車8号車GR010ハイブリッドは一次予選で敗退。11番手から追い上げを図ることとなっている。
戦前に発表されたBoP(バランス・オブ・パフォーマンス=性能調整)の影響もあり、週初めに行われた公式テスト“プロローグ”から予選前に設定された3回プラクティスまで、いずれのセッションでも苦戦を強いられてきたTGRの躍進は、今年初めての予選におけるひとつのサプライズだった。