バンバーは、1年前に総合5位となったスパでのキャデラックのチャンスについては、まだどっちつかずの姿勢を保っているようだ。
「去年の予選はまあまあだったけど、正直なところレースペースが良かったかどうかは正直わからない」と彼は述べた。
「フェラーリのようなペースはなく、何もできなかった。だから見てみないとわからない。今のところ僕たちは中団に見えるよ」
バンバーは、キャデラックがライバルチームに比べて後れを取っていると懸念している部分として、タイヤのデグラデーション(劣化)を挙げた。
これを複雑にしているのが天候だ。週末の天気予報では、決勝レースが行われる5月11日(土)の気温は23℃に達すると予想されており、雨に見舞われた2023年大会よりもはるかに高い。
スパはタイヤに厳しいサーキットであるため、タイヤの耐久性がさらに大きな役割を果たす可能性が高い。
「(タイヤマネジメントに関しては)僕たちはこれまでかなり良かった。けれど、ここ数戦は間違いなく苦戦している。我々はステップアップする必要がある」とバンバー。
「ライバルチームが適切な一歩を踏み出している。とくにフェラーリだ」
「ダブルスティントでは誰が本当に強いクルマを持っているのかが分かると思う。なぜなら、明らかに摩耗の激しいダブルスティントが、より分かりやすく差が出るからだ」
「ミディアムコンパウンドだけでこれだけ暑ければ、誰にとってもかなりのチャレンジになると思う」
