投稿日: 2024.05.12 05:20
更新日: 2024.05.12 10:46
更新日: 2024.05.12 10:46
異例の“赤旗&延長”大波乱のWECスパでプライベーターが金星。ワークスポルシェを従え初優勝【後半レポート】
autosport web
5月11日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでWEC世界耐久選手権第3戦『スパ・フランコルシャン6時間レース』の決勝が行われ、ハーツ・チーム・JOTAの12号車ポルシェ963(ウィル・スティーブス/カラム・アイロット)が総合優勝を飾った。LMGT3クラスはマンタイEMAの91号車ポルシェ911 GT3 R(ヤセル・シャヒン/モリス・シューリング/リヒャルト・リエツ)がファイナルラップでの逆転劇を経て今戦のウイナーとなっている。
9日(木)の走行初日から晴天が続き、予測不能な“スパ・ウェザー”とは無縁の週末となったWECスパの最終日。定刻13時にスタートが切られた決勝レースの前半は、デブリ回収による複数回のフルコースイエロー(FCY)や、38号車ポルシェ963(ハーツ・チーム・JOTA)と46号車BMW M4 GT3(チームWRT)がともにリタイアに追い込まれた多重クラッシュによってセーフティカー(SC)が導入されるなか、99号車ポルシェ963(プロトン・コンペティション)が序盤にリードを奪いレースの折り返しを迎えた。