毎戦メーカー間の激しい競争がみられるGTLMクラスは今戦も上位5台に5メーカーのマシンが並ぶなど予選からヒートアップ。迎えた決勝でも終始数珠つなぎの接近戦が展開された。

そんななか、コルベット・レーシングのコルベットC7.R 3号車と同4号車が終盤にワン・ツー体制を構築。このままフィニッシュするかと思われたが、ファイナルラップの最終コーナーで、GTDクラスのマシン3台が絡む多重クラッシュが発生。道を塞がれた格好となったトップ3号車の脇を2番手の4号車がすり抜けていき、逆転でトップチェッカーを受けた。

レクサスRC F、アキュラNSXが参戦するGTDクラスは、予選で3GTレーシングの15号車レクサスRC F GT3が2番手タイムをマーク。決勝でも中盤まで2番手を走行したが、最終的にクラス11位、僚機の16号車は同6位でレースを終えている。
また、マイケル・シャンクレーシングが走らせる2台のNSX GT3は93号車がクラス7位、86号車は同10位となった。


なおGTDクラスは、ライリー・モータースポーツ-ウェザーテック・レーシングの50号車と、ライリー・モータースポーツ・チームAMGの33号車という2台のメルセデスAMG GT3がワン・ツー・フィニッシュを飾っている。