5月11日(土)、ベルギー東部に位置するスパ・フランコルシャン・サーキットでWEC世界耐久選手権第4戦『スパ・フランコルシャン6時間レース』の決勝レースが行われた。
ハイパーカーとLMGT3の両クラスでトップが逃げ打つ展開となるなか、トラックの各所でバトルが展開されたことで、接触や目を覆いたくなるような大きなクラッシュが複数回発生するなど荒れた展開となったWECスパ。2時間近くにわたった赤旗中断の後、異例の“延長”という判断がなされた一戦では、運を味方につけたハーツ・チーム・JOTAの12号車ポルシェ963が、チームのハイパーカーデビューからちょうど1年の節目に総合優勝を果たした。