ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2024.05.21 12:35
更新日: 2024.05.22 17:46

ル・マンでドルゴヴィッチを起用するAXR、正規の“助っ人”トム・ブロンクビストの欠場理由を説明


ル・マン/WEC | ル・マンでドルゴヴィッチを起用するAXR、正規の“助っ人”トム・ブロンクビストの欠場理由を説明

 ノースカロライナを拠点を置くアクション・エクスプレスは前述のとおり、昨年IMSA GTPクラスチャンピオンに輝き“世界三大レース”のひとつであるフランスの耐久クラシックイベントへの招待権を獲得した。

「ル・マンに向けては本当に良い状態だ。チーム全体のコンフォートレベルも高いしね」とミッチャムは語る。

「以前は観客の立場からル・マンを見ることができたし、それもとても良かった。だが、復帰組の多くが自分たちがこれから何をしようとしているのかを知っていることは大きなメリットだ」

「もちろん、準備のレベルは高い。昨年は最初の1周がうまくいかなかった(マシンのフロントを大きく壊すクラッシュを喫した)けど、挽回してフィニッシュすることができた」

「私たちの準備はさらに細部にまで渡り、より高いレベルになっている。すべてのボルト、ナット、ワッシャー、必要な部品、私たちに欠けていると考えられるものは何もない。IMSAのレースと変わらないよ。いつもトライして改善を繰り返している」

「準備の面では全体的に強くなっているけど、去年だってかなり良い状態だったんだ。ただ、もう一度やれば、もう少しうまくできるようになるんだ」

 ミッチャムによると、先月ラグナ・セカでシェイクダウンを終えたル・マン用のシャシーは5月20日にフランスへ空輸される予定だという。

 このシャシーは第2戦セブリング12時間でのデラーニのクラッシュによって損傷したあと、同レースでチームのIMSA用スペアシャシーに回されたものだ。ミッチャムによればこのマシンは修復され、ル・マン後はデトロイトとワトキンス・グレンで開催されるウエザーテック選手権でバックアップシャシーとして使用される予定だという。

1周目にクラッシュを喫してピットへと戻るアクション・エクスプレス・レーシングの311号車キャデラックVシリーズ.R
1周目にクラッシュを喫してピットへと戻るアクション・エクスプレス・レーシングの311号車キャデラックVシリーズ.R
ル・マンでフェリペ・ドルゴヴィッチを起用するAXR、正規の“助っ人”トム・ブロンクビストの欠場理由を説明
IMSA第2戦セブリング12時間で、トム・ブロンクビストがドライブした31号車キャデラックVシリーズ.R(ウェーレン・エンジニアリング・キャデラック・レーシング)


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース

コラム レース結果