投稿日: 2024.06.09 18:45
更新日: 2024.06.09 19:04
更新日: 2024.06.09 19:04
出力向上のトヨタは歓迎、牙を抜かれるフェラーリは「影響必至」。ル・マンで初導入の新性能調整の捉え方
autosport web
ル・マン2連覇を狙うフェラーリ陣営にて50号車フェラーリ499Pをドライブするアントニオ・フォコと、ディフェンディングチャンピオンである姉妹車51号車を駆るジェームス・カラドは、ハイパーカーBoP(バランス・オブ・パフォーマンス=性能調整)に“パワーゲイン”が導入されたことで、イタリアのブランドによる防衛戦に影響を与える可能性があることを認めた。
6月12~16日にフランスで開催される第92回ル・マン24時間レースでは、WECの2024年シーズン開幕以来初めて、いわゆる“2段階式のBoP”がトップクラスに導入される。これにより9つのブランドが走らせるハイパーカーは設定されたしきい値である250km/h以上でパワーの増減を受けることになる。