ロッテラーは、チームメイトのエストーレとファントールが自分よりもLMDhマシンに順応するのが容易だったことを認めつつも、ル・マンでの苦難の年月を経ても、自身のモチベーションは衰えていないと断言する。
「モチベーションの面では、情熱はそこにある」とロッテラー。
「いまのクルマは(LMP1とは)違っていて、どちらかというとGTカーに近い。だから、ケビン(・エストーレ)とローレンス(・ファントール)は僕よりも少し居心地がいいかもしれない」
「GTから来たドライバーたちは、よりリスクを冒し、よりプッシュする傾向にある。昔とは違うね」
「僕たちももちろんプッシュしているけれど、以前はもう少しリスクを計算していたような気がする」
「今はもっとリスクを取るようになっているが、そこにはジェネレーションギャップがあるのかもしれない。時々、スタイルの違いに少し驚くことがあるんだ」
「僕はLMP1のほうが居心地がよかった。でも、今でもすごく楽しいし、プッシュしたいんだ。ドライブするクルマは違うけれど、順応してベストを尽くさなければならない」
ル・マンで4勝目を挙げるチャンスはあと何回あるかと聞かれたロッテラーは「分からない」と返答した
「どうなるか、ひとつひとつ見ていこう」
「うまくいけば、あと数回はチャンスがあるはずだ! 僕としは、まだ充分に仕事ができると思っているよ」

