更新日: 2024.06.14 12:58
ル・マン決勝に向け準備万端。トヨタ、小雨降るFP4を首位で締めくくる「この経験は役立つと思う」
●小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車ドライバー)
「今日はとても好調でしたが、スターティングポジションを考えれば、決勝レースは厳しいものになるでしょう。いつもと同様に上位争いを目指しますが、そのためには多くの努力と少しの運、そして、すべてを完璧に進めることが必要です。ル・マンはつねにチャレンジングで、何が起こるかわかりません。このビッグレースへ向け充分に準備を整え、戦うだけです」
●ホセ-マリア・ロペス(7号車ドライバー)
「練習走行でのプログラムをすべて終えたので、あとは決勝日を待つだけ。ここ数日、ハードワークを続けてきたので、ついに決勝レースを迎えることになって嬉しいよ。GR010ハイブリッドの感触はとてもいいので、自信がある。ル・マンはつねに難しいレースであり、集中力を切らさずに着実に計画を遂行していく必要があるんだ。すべてのハイパーカーが非常に接近しているので、チャレンジングなレースになるだろう」
●ニック・デ・フリース(7号車ドライバー)
「練習走行でクルマのセットアップやタイヤ比較など、すべてのプログラムをこなし、決勝レースへ向けた準備は順調だ。多くの周回を重ねてきたことで、決勝レースへの準備に必要な情報はすべて揃った。長いレースだし、エキサイティングな戦いになると思う。僕にとってTGRのハイパーカーで戦う初のル・マンがどんなになるのか、楽しみだ」
●セバスチャン・ブエミ(8号車ドライバー)
「ハイパーポールに入れなかった悔しさを忘れて、決勝レースへの準備に集中した。目標はクルマのセットアップを可能な限り完璧に仕上げることだった。最後のセッションでは小雨の中を数周走ることになったが、決勝レース中に雨が降る可能性もあるので、この経験は役立つと思う。信頼性は問題ないし、決勝レースではとにかく全力でプッシュし、上位を争いたい」
●ブレンドン・ハートレー(8号車ドライバー)
「今日の2回の走行セッションはとても順調だった。ハイパーポールに出られなかったため、余計なことを考えずに決勝へ向けた準備に集中できたのかもしれない。とても有意義な一日で、決勝レースで充分に戦える手応えを感じている。我々のクルマは最速ではないが、5つか6つのマニュファクチャラーと僅差で争っている。最高のレースに参加していると感じているよ。あとは、我々がこれまでに培ってきたすべての経験を活かしてまとめ上げ、戦うだけだ。ベストを尽くすよ」
●平川亮(8号車ドライバー)
「コース上での作業はすべて完了し、決勝レースへ向けた準備は整ったと感じています。もちろん、厳しいレースになることは間違いありませんが、戦う準備はできており、好結果を目指し全力で挑みます。天候がやや不安定な予報なので、変化するコンディションにも臨機応変に対応できるよう備えておく必要があります。リスクマネジメントが重要な要素になるでしょう。決勝レースが楽しみです」