ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2024.07.08 12:00
更新日: 2024.07.08 12:18

トヨタ、コンウェイの復帰を正式発表。WECサンパウロで再合流へ「可夢偉たちの王者獲得に貢献したい」


ル・マン/WEC | トヨタ、コンウェイの復帰を正式発表。WECサンパウロで再合流へ「可夢偉たちの王者獲得に貢献したい」

●小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)

「ル・マンからまだあまり日が経っていませんが、我々はレースが終わってすぐに、次の戦いへと目標を切り替えました。このサンパウロからシーズンは後半戦に入り、今はチャンピオン争いに全力を注いでいます。ル・マンで2位に入ったことでドライバーズランキングでのポジションこそ上がりましたが、まだライバル勢との差を縮めるためには大きな課題があります」

「GR010ハイブリッドでインテルラゴスを走るのは初めてなのでどうなるかわかりませんが、きっと激しい戦いになるでしょう。ブラジルのファンの皆さまが熱狂的なことはよく覚えていますし、特別な雰囲気で迎えてくれると思います。今から楽しみです」

●マイク・コンウェイ(7号車ドライバー)

「レースの現場に復帰できて嬉しいし、早くまた走りたい。ル・マンを遠くから見守るのは辛かったが、僕自身の中では可夢偉、ニック、ホセとともに波乱のレースを戦っていた。ただ、その一員としてその場に一緒に居られなかったのは本当に悔しい思いだった」

「ホセに任せておけば大丈夫だということはわかっていたし、実際彼は素晴らしい仕事をした。今はただ、またレースが戦えることが楽しみだ。上位で争って、可夢偉とニックのチャンピオン獲得に貢献したいと思っている」

●ニック・デ・フリース(7号車ドライバー)

「インテルラゴスでレースをするのは初めてだが、ブラジルでレースをしたことはあり、現地のファンの熱狂ぶりは知っている。彼らには長いモータースポーツの歴史があり、ドライバーとしてその中に加われるのは嬉しいよ」

「インテルラゴスは一周が短く、かなり難しいコースなので、GR010ハイブリッドで走るとどうなるか楽しみだ。またエキサイティングな上位争いを繰り広げられることを楽しみにしているし、表彰台に立てればと思っている」

トヨタ、コンウェイの復帰を正式発表。WECサンパウロで7号車に再合流「可夢偉とニックのチャンピオン獲得に貢献したい」
セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)

●セバスチャン・ブエミ(8号車ドライバー)

「インテルラゴスでレースをするのは久しぶりだが、当時もチームとしていいパフォーマンスを見せていたし、良い思い出のあるサーキットだ。GR010ハイブリッドで走るのは初めてとなるが、このコースで速く走るためには何が必要なのかは分かっている」

「いつもどおり今回も非常に接近した、激しい戦いになるのは間違いないので、レースウイークの最初からスタートダッシュを決めて完璧な週末にする必要がある。全力を尽くし、結果を待つだけだ」

●ブレンドン・ハートレー(8号車ドライバー)

「ル・マンからあまり間を空けずにまたレースができるのは嬉しい。ル・マンで優勝争いに加われて楽しかったけれど、あのようなかたちで勝利を逃した悔しさもあり、それだけに数週間でまた戦いを再開できるのは良いことだ」

「今回もまた非常に厳しい接近戦になるだろうが、充分に休養もとれたし、準備万端だ。WECでのサンパウロ戦は10年ぶりとなる、ファンの皆は大歓迎してくれるだろう。また素晴らしいレースを見せることができると確信している」

●平川亮(8号車ドライバー)

「サンパウロは私にとって初めて訪れる街ですし、初めて走るサーキットなので、新たな挑戦にわくわくしています。シミュレーターではこのサーキットを走っていて、ある程度予測はできていますが、実際に走ってみて分かることもあると思います」

「インテルラゴスは多くの伝説を持つ、モータースポーツの世界ではとても有名なサーキットで、ブラジルのファンの皆さまからの応援は信じられないほどだと聞きます。カレンダーに加わることを知って以来、このサーキットを実際に走れるのを心待ちにしてきました。早く走りたいです」


関連のニュース