更新日: 2024.07.15 13:58
トヨタ平川亮が今季初勝利に歓喜「諦めずに努力を続けてきた」前半リードの7号車は燃料系トラブルに
■小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)
「チームにとって、間違いなく我々のための一週間でした。我々は予選で2台揃っていい走りを見せ、決勝でも2台ともに本当に速かったですし、タイヤ摩耗のコントロールもとてもうまくいきました。優勝した8号車を祝福します。素晴らしい走りでした」
「7号車にも勝てる力はありましたが、残念ながらトラブルに見舞われ、ピットでの修復でタイムを失いました。厳しい状況でしたが、最後まで諦めずに追い上げを続け、4位という結果は今日のレースでは現実的に可能な最善の結果だったと思います」
「最高の仕事で支えてくれたチームの皆に感謝します。今日我々のクルマに起こったことを分析し、次戦はもっと強くなって戻って来ます」
■マイク・コンウェイ(7号車)
「我々のGR010ハイブリッドは、今日一日を通してとても強かった。私がフルコースイエローでの手順を誤り、わずかに規定のスピードを超えてしまったことでペナルティを科されたが、その後首位に復帰することはできた。あの時点ではタイヤの状態も非常に良く、順調だと思っていた時だった」
「私のスティントの終盤にトラブルが発生し、修復のために時間を費やしたことで大きく順位を落とすこととなってしまった。その後はニックと可夢偉の懸命な追い上げで4位まで挽回することができた」
「あの状況からの挽回という意味ではこれ以上の結果はないと思っているが、勝利を逃してしまったので残念な気分だ」
■ニック・デ・フリース(7号車)
「全体を通して見れば、非常にポジティブな週末だったと思う。パフォーマンスは素晴らしく、チームも最高の仕事をしてくれた。可夢偉は予選でポールを獲得し、全てが順調に見えたが、残念ながら技術的なトラブルで望んでいた結果は得られなかった」
「悔しいが、その後に我々はほぼ最後尾から4位まで順位を取り戻すという素晴らしいリカバリーを果たした。チームとしても8号車が優勝したことは本当に良かった」
■セバスチャン・ブエミ(8号車)
「我々8号車にとって、今季初勝利を上げることができて最高の一日になった。素晴らしいGR010ハイブリッドと、優れたタイヤマネージメントが勝因だと思う。とくに決勝レースを通してミディアムタイヤを使えたことが、良いペースを保つのに大いに役立った」
「今季はシーズン序盤が厳しいスタートになっただけに、ようやくトラブルなくレースウィークを戦い抜くことができて嬉しい。予選ではワン・ツーという最高の結果を得られたが、7号車は決勝で不運なトラブルに見舞われてしまったね」
「彼らは本当に速く、もっと良い結果を得られたはずだったと思う。マニュファクチャラーズ選手権では多くのポイントを獲得できたので、次戦もこの勢いで頑張りたい」
■ブレンドン・ハートレー(8号車)
「今季初勝利を飾れて最高の気分だよ。8号車は今季ここまであまり良いシーズンを送ってこなかったので、この勝利は本当に嬉しい。7号車も本当に速かったので、残念に思っている」
「僕のスティント序盤はタイヤの摩耗が激しく、簡単ではなかったが、それを克服してクリーンなレースが戦えた。優勝できたということは非常に大きいし、マニュファクチャラーズ選手権においても良いポイントが獲得できたので、次戦にもこの勢いを活かしていきたい」
■平川亮(8号車)
「今季初の勝利を手にできて本当に嬉しいです。我々が最後に勝った昨年のバーレーンからずいぶん間が空いてしまいましたが、決して諦めずに努力を続けてきました」
「7号車は本当に速かっただけに、結果は残念です。マニュファクチャラーズ選手権争いにおいても、チームにとっては今日の勝利は大きいと思います」
「私個人としては、初めてのブラジルでのレースでしたが、本当に楽しむことができました。週末を通して応援してくれたファンの皆様と、多大なる努力で支えてくれたチームの全員に感謝します。今季の残り3戦もチャンピオンへ向けてプッシュを続けます」