更新日: 2024.09.01 08:09
ロッシ、COTA攻略に自信。GTカーに乗り換えてもMotoGPの経験が「アドバンテージになる」
46号車BMWをシェアするロッシ、アル・ハーティ、マルタンのトリオは現在、LMGT3ドライバーズランキングで6位(46ポイント)につけ、チャンピオンシップをリードするマンタイ・ピュアレクシング(92号車ポルシェ911 GT3 R)のクルーから54ポイント差をつけられている。
ロッシたちのトリオは、チームWRTがワン・ツー・フィニッシュを達成した第2戦イモラで2位となった後、シーズン序盤はランキング4位につけていた。しかし、その後は順位を下げている。
第3戦スパ・フランコルシャンでのリタイアに加え、“ダブルポイント”となる第4戦ル・マン24時間でもクラッシュによりレースを諦めざるを得なくなったことで、46号車BMWのクルーはライバルに対し劣勢に立たされることとなったのだ。
マルタンは「もうチャンピオン争いはしていない」と認める。しかし彼は、これまでのところ唯一の表彰台となっているイモラでの2位を超える結果を求め、引き続き努力を続けていくと述べた。
「レースウイークが訪れるたび、優勝もしくは表彰台に上がるために努力をしている」とマルタンはSportscar365に語った。
「一般的に(チームの)両方のクルマでペースが足りていない状況は難しいと言える。イモラではいくつかある戦略の中で、かなりアグレッシブな方法を採ったので先頭に立つことができた」
「リタイアもあったが、多かれ少なかれレースペースが速ければ問題はない。つまり、目標はいつも同じなんだ」
「僕たちは表彰台に立ち、さらに勝利を手に入れようとしている。しかし間違いなく、すでにチャンピオンシップのために戦っているわけではない」