ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2024.09.02 16:55
更新日: 2024.09.03 17:58

可夢偉の力走1.7秒及ばず「ペナルティにはとても驚いている」。接触のブエミは「チームに謝罪したい」/WEC第6戦


ル・マン/WEC | 可夢偉の力走1.7秒及ばず「ペナルティにはとても驚いている」。接触のブエミは「チームに謝罪したい」/WEC第6戦

●小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)

「チームは懸命に働き、完璧な仕事をしてくれました。我々もドライビング、戦略、そしてピットストップとすべての面でできることはやり尽くしまし、優勝を狙える位置まで上がることができました。しかし、ペナルティは残念で、正直なところとても驚いています。あの状況でペナルティを受けることになるとは考えてもいませんでしたが、これもレースです」

「レース自体は本当に楽しかったですし、オースティンのこの素晴らしいコースでまたレースを戦えたことは最高でした。次はホームレース富士でこの超接近戦を披露できるのが楽しみです」

●マイク・コンウェイ(7号車ドライバー)

「今日は優勝できるチャンスがあるとは思ってもいなかったが、レースが進むにつれ、我々のペースに競争力があることが分かり、タイヤの摩耗もどのスティントでも安定していた。最終的に優勝争いに加わり、勝てると思ったが、残念ながらペナルティでそのチャンスは潰えてしまった。しかし、可夢偉は最後まで諦めず戦い続けてくれた」

「エンジニアやピットクルー、チームメイトも含めチーム全員が素晴らしい仕事をしてくれたと思う。予想外の結果で、チャンピオンシップ争いで大きなポイントも獲得できたので、この勢いでプッシュを続けて富士でも良い結果を目指すよ」

●ニック・デ・フリース(7号車ドライバー)

「レースウイークを通してのチームの素晴らしい仕事ぶり、とくに決勝での働きに感謝している。すべてのピットストップや判断が的確で、完璧にレースを進めてくれた。僕たち全員が素晴らしい仕事をしたと思うが、残念ながらドライブスルーペナルティで勝利を逃すことになってしまった」

「すべてが明らかになったわけではなく、まだ調査は必要だと思うが、それでもチームと選手権争いにおいて素晴らしい結果だ。ほぼ手中にしていた勝利を逃してしまったのはちょっと複雑な気分だけどね」

小林可夢偉の力走1.7秒及ばず。トヨタ、ペナルティで優勝逃すも2位獲得でランキング首位浮上。次戦WEC富士への期待高まる
6号車ポルシェ963と順位を争う8号車トヨタGR010ハイブリッド 2024年WEC第6戦ローンスター・ル・マン

●セバスチャン・ブエミ(8号車ドライバー)

「ポルシェと接触してしまったことをチームに謝罪したい。僕のミスで、それが原因でレースを事実上終えることになってしまったのは本当に申し訳なく思っている」

「それまではチームが素晴らしい仕事をしてくれて、12番手スタートから追い上げを可能にしてくれていただけに、チームを失望させる結果になってしまい、言葉もない。富士ではもっといいレースができることを願っている。最後にペナルティを受けてしまったのは少し残念だが、素晴らしいパフォーマンスを見せた7号車には祝福を贈りたい」

●ブレンドン・ハートレー(8号車ドライバー)

「厳しい一日だった。僕たちは後方からのスタートだったが、セブ(ブエミの愛称)がわずかなミスをするまでは順調に追い上げていた。チームは困難な状況でも素晴らしいパフォーマンスを発揮した。彼ら全員を本当に誇りに思うよ」

「7号車の戦いぶりは驚くべきものだった。戦略、ピットストップ、そのすべてが最高だった。ペナルティがなければ勝っていただろう。残念ながら8号車は我々の期待していたようにはいかなかったが、ホームレースである次戦富士では巻き返してみせる!」

●平川亮(8号車ドライバー)

「難しいレースでした。追い上げて上位を争えるだけの良いペースを見せられましたし、それだけにアクシデントは残念です。7号車も同様でした。彼らは素晴らしい走りで勝利目前まで行きました。しかしこれもレースであり、前を向いて進むしかありません」

「次戦は我々のホームレースであり、ワン・ツー・フィニッシュを果たせるよう、富士へ向けて気持ちを切り替えなくてはなりません。日本のファンの皆さまの前で、それが実現できれば最高です」


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