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投稿日: 2024.09.09 11:40

「愚かな接触で1台を失った」フェラーリ、オースティンで優勝もトヨタとの差に危機感


ル・マン/WEC | 「愚かな接触で1台を失った」フェラーリ、オースティンで優勝もトヨタとの差に危機感

 フェラーリの耐久レースカー部門責任者であるフェルディナンド・カニッツォは、9月1日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われたWEC世界耐久選手権第6戦『ローンスター・ル・マン』で優勝したにもかかわらず、イタリアのブランドはトヨタとのパフォーマンスの差を縮めるために「まだやるべきことがたくさんある」と語った。

■「予選のトヨタのパフォーマンスは理解できない」

 アメリカ・テキサス州でのイベントでは、ロバート・シュワルツマン/イーフェイ・イェ/ロバート・クビサから成るサテライトチームの83号車が、ル・マン以外のWECラウンドでのフェラーリ499P初の優勝を果たした。

 しかしこの勝利は、6時間レースの残り45分で7号車トヨタGR010ハイブリッドがイエローフラッグ違反でドライブスルーペナルティを受けた後に達成されたものだった。小林可夢偉は余裕のリードを手にしていたが、このペナルティ消化によりシュワルツマンに続く2番手へと後退した。


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