投稿日: 2024.09.24 12:01
更新日: 2024.09.25 11:53
更新日: 2024.09.25 11:53
セーフティカーで王座争いは「ゲームオーバー」。落胆のフェラーリがそれでも誇る“戦略の良さ”/WEC富士
autosport web
カニッツォは、ドライバーとマニュファクチャラーの双方のタイトルが数字上はオープンのままではあるものの、フェラーリがどちらかのチャンピオンシップを獲得するチャンスは「ゲームオーバー」だと認めた。
たとえバーレーンでフォコ/モリーナ/ニールセンがポールポジションから勝利したとしても、6号車ポルシェが決勝で8位に入れば、6号車のケビン・エストーレ/アンドレ・ロッテラー/ローレンス・ファントールがチャンピオンとなる。
一方のマニュファクチャラー選手権では、フェラーリが最高ポイントを獲得した場合、ポルシェはファクトリーカーのいずれかで4位に入ることが求められる、という状況だ。
「数字の上では、我々が1位、2位、3位でフィニッシュし、他の(タイトルを争う)車両がフィニッシュしなければ達成できるが、残念ながら、それはもう終わりだ。マニュファクチャラー選手権の方もだ」とカニッツォ。
「もちろん、我々は奇跡を起こそうと努力する。諦めているわけではない。だが、可能性は非常に低い。チャンピオンシップに勝つためには、クルマを最高の状態にして、すべてを完璧にし、3台を表彰台に上げる必要がある」
「間違いなく、この富士でのレースによって、チャンピオンシップを手にするチャンスはほとんどなくなった。だが、それは我々が諦めることを意味しない」
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