10月31日(木)、バーレーン・インターナショナル・サーキットでWEC世界耐久選手権の2024年シーズン最終戦となる第8戦バーレーン8時間レースの公式練習が行われ、初日から僅差の激しいタイム争いが繰り広げられる中、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)の2台のGR010ハイブリッドは、タイトルを決定する一戦へ向けた準備を開始した。
■「タイヤマネジメントの妥協点を見極める必要がある」と小林可夢偉
この週末、バーレーンではふたつのタイトルが決する。TGRは11月2日(土)の決勝レースで勝利すれば、自力でマニュファクチャラーズタイトル獲得ができるほか、7号車の小林可夢偉とニック・デ・フリースには、わずかながら逆転ドライバーズタイトル獲得の可能性も残されている。また、TGRはこのサーキットでの8連覇を目指している。