11月3日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたWEC世界耐久選手権のルーキーテストで、バレンティーノ・ロッシは初めてBMWのLMDh車両『Mハイブリッド V8』をドライブした。ロッシは、この車両が自分の運転スタイルにより自然にフィットすると信じている。
2輪のロード世界選手権で9度の世界チャンピオンに輝いたロッシは、待望のLMDh初テストを迎えた。ロッシはBMW Mチーム WRTの20号車で69周を走破し、午後のセッションの終わりに1分50秒577というタイムを記録。出走したルーキーのなかでは、フェラーリ499Pのアーサー・ルクレールに次ぐ2番手で、テストを終えた。