Kazushi Nakano / autosport web

 2024年も、ドライバーとチーム代表を兼任する形でWEC世界耐久選手権を戦ったトヨタGAZOO Racingの小林可夢偉。自身がドライブする7号車でのドライバーズ・タイトルは逃したものの、最終戦では8号車の逆転優勝もありマニュファクチャラーズ・タイトルを防衛することに成功した。

 WEC最終戦バーレーンの翌週に鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第8・9戦の現場では、11月9日土曜の夕方に『可夢偉チーム代表』の凱旋記者会見が行われ、WECの2024シーズンの振り返り等が語られた。さらに質疑応答のなかでは、可夢偉自身の来季のレースプログラムや、1月に控えるデイトナ24時間参戦決断の経緯、さらにアキュラからIMSAのテストに臨むことが発表された太田格之進についての発言もあったので、ここで紹介したい。

■「残念ながら、1戦は出ない」

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