11月22日、WEC世界耐久選手権は来年2月にカタールで開幕する、2025年シーズンの暫定エントリーリストを発表した。2024年と同じくハイパーカーとLMGT3の2クラスで構成されるシリーズには都合36台のマシンがフル参戦する予定だ。
どちらのクラスにも注目すべきトピックがあるが、中でも特筆すべきは自然吸気V型12気筒エンジンを搭載するアストンマーティン・ヴァルキリーAMR-LMHの登場だろう。イギリスの老舗スポーツカーブランドはWECではおなじみのメーカーであるが、現行シリーズでは初めてプロトタイプカーカテゴリーに参入し、同クラスにおける8つめのOEMとなる。