一方、ジリッシュは、エラ・モータースポーツから参戦した今年のレースでLMP2クラスの栄冠を勝ち取り、18歳ながらすでにデイトナ24時間での優勝経験を持つ。
「2025年の24時間レースが待ちきれないよ。デイトナ24時間は大好きだし、もしふたたび勝てるようなレースができたら最高だね。ロレックスは大好きだし、もしもうひとつ手に入れることができたら両手首につけるかもね(笑)」
「このレースで勝つためには多くのことが必要だけど、このグループの全員がビクトリー・レーンにたどり着くのに役立つ何かを持ち寄ってくると思う。僕らのコルベットが速いだろうということは分かっているよ」
来シーズンのWECでTFスポーツのLMGT3プログラムに参加する予定であるキーティングは、GTDプロの91号車コルベットとLMP2クラスを戦うPR1/マティアセン・モータースポーツの52号車オレカ07・ギブソンとの“ダブルエントリー”で24時間レースに臨む。
53歳のベテランは「本当に興奮している」と語る。
「僕はコルベットでル・マンを制し、コルベットで世界選手権のチャンピオンになったこともある」
「TFスポーツに復帰できてワクワクしているよ。よく知っているチームだし、多くのレースで優勝し、チャンピオンシップでも一緒に戦ったチームだ」
「シェーン、スコット、コナーという驚異的なシボレー・ドライバーたちとチームを組むことになる。とても楽しみだよ。これは大きなチャレンジになるだろうが、僕たちは乗り越えられると確信している」
